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Blog of Ichi Kanaya / 金谷一朗のブログ

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    22 posts tagged digital heritage

    エジプト考古調査のブログ

    河江肖剰氏とエジプト考古調査のブログを開始しました.

    ギザから戻りました

    英語ブログから転記.

    Day 4, Giza Mission

    I’m writing this article on flight MS962 from CAI to KIX by using OMMWRITER (former OmniWriter) beta 2. The A340/200 aircraft is now fliyng over Gobi desert smoothly.

    Since this is the final day of the mission, I’ll summarize the mission in this article.

    The members of the mission are Tommy, a civil engineer, Yuki, an Egyptologist, Ichi, a computer scientist, Mr. Nakatsuji, a CG artist, and M, a trump card.

    The objectives of the mission are: (1) PPP (code name), which will be open on 22 September, and I cannot state the detail at this moment, (2) checking the current status of Djoser’s Step Pyramid in Saqqara, of which we have done laser scanning in 2008, (3) collecting any necessary information for publication on Monument of Queen Khentkawess that we are working on, (4) showing the Monuent to Prof. Yasumuro of Kansai University, who is doing computer work on it, (5) meeting with AERA (Ancient Egypt Research Association, led by Dr. Mark Lehner) members for preparing the next season, (6) meeting with members of Kharga Mission which I am involved, (7) seeing Tut Ankh Amen’s remains at Cairo museum for future discussion with GEM (Grand Egypt Museum), to which Japan finances an amount of money, (8) starting up a new collaborating project with Osaka Univeristy and Develo Solutions, code named Egypad, and (9) expressing our projects to important persons in Egypt, including Mr. Nakamura of JICA, Mr. Kishimori of Embassy of Japan.

    We have all done the above things and had an extra bonus (smile!). Manami san of AERA greatly supported us.

    On Day 4 we did a last run of PPP, and had a meeting with Ana, a member of AERA. We discussed our publication on Monument of Queen Khentkawess. The keypoint we completely agreed was, the publication must be meaningful both in Egyptology and engineering science.We must see what emerges from the collaboration of Egyptology and science, just the collaboration means nothing —- good enough is not enough.

    Ichi and Yuki had been comfortable with their iPhones in Egypt thanks to SoftBank. They used email, GPS, and Twitter all the day during the stay. Follow @kanaya and @yukinegy on Twitter!

    砂漠へ行くときに必要なもの (v2.0)

    西方砂漠の調査のときに準備した持ち物リストを再掲する.少し修正したし,今後もときどき修正すると思う.コメント欄もご参照を.(もちろん,これに加えて「本気」機材を持って行くので,出来るだけ軽くすること.)

    必携品

    • パスポート
    • パスポートのコピー(必ずパスポートとは別にしておく)
    • 現金(エジプトポンドまたは米ドル,機材持ち込みの際は30万円分程度余計に)
    • クレジットカード(エジプト国内でフライトを取るときに使える)
    • クレジットカードのコピー
    • 往復航空券(最近はEチケットのことが多いのでプリントアウト)
    • 往復航空券のコピー
    準必携品
    • 保険の控え
    • ホテルバウチャ(僕は日本から現地の旅行社に手配してもらっている)
    • ホテルへの地図(タクシーの運転手さんに見せるのでアラビア語がベスト)
    • コンパス
    • 携帯電話
    • 携帯電話用充電器
    • 電話番号表(携帯電話のアドレスブックは駄目)
    • 現地ガイド本(現地緊急連絡先の載っているもの)
    • スケジュール帳(オンラインカレンダーを使っている場合はプリントアウト)・メモ帳
    • ポールペン
    • 大型クリップ
    • 腕時計(真っ暗闇になるので自発光するものがよい)
    非常用品
    • LED懐中電灯(実際しょっちゅう使っている)
    • 予備電池
    • 水ボトル(日本の空港でPETボトル水を買っていくと便利)
    • 予備のめがね
    • 予備の靴紐
    • ポケットナイフ
    • ホイッスル(助けを求めるときと,エジプト人とフットボールをするときに必要)
    • バンダナ(寒さと日焼け対策)
    衣類
    • 下着類(すぐ乾くので少量,僕は2着しか持って行かない)
    • 靴下(砂まみれになるのでたくさん)
    • 厚手靴下(登山靴の場合)
    • ドレスシャツ・ネクタイ・ジャケット(ちゃんとした格好も出来るように)
    • パーカ(砂漠は寒い,他にマフラーとか長手タオルとかあってもいい)
    • フリース(夜は寒い,2着あってもいい)
    • トレーナ(寝るために)
    • パンツ(砂まみれになるので換えがあったほうがよい)
    • ショートパンツ(寝るときはショートパンツ不可,虫に刺される)
    • 滑り止め付き軍手
    • 帽子(周囲につばがついているもの)と帽子ひも(風が強い)
    • めがねストラップ(風が強い)
    • サングラス(必須)
    • スリッパまたはサンダル(あると便利)
    • 靴(登山靴がおすすめだが若干暑苦しい,スニーカーはすぐに砂まみれになる)
    日用品
    • ハンドタオル(すぐ乾くので1枚あればいい)
    • バスタオル(すぐ乾くので1枚あればいい)
    • ティッシュペーパ
    • ウェットティッシュ
    • トイレットペーパ(アラブ式をマスターすればいらない)
    • ナイロン袋(ゴミ袋でもよい)
    • ジップロック(貴重品を砂から護るため)
    • カラビナまたはフック(荷物をぶら下げたり洗濯用ロープをひっかけたり)
    • ロープ(洗濯物を干すために必要,また遺跡調査で使うこともある)
    • 洗濯ばさみ
    • うちわ
    • 目覚まし時計
    • 石けん(最近は手に入るのだが,肌に合わないこともある)
    • シャンプーとリンス(同上)
    • ライターまたはマッチ(蚊取り線香に着火するため)
    • 櫛などの身だしなみ用品
    • 蚊取り線香・蠅取り線香(絶対必要)
    • ゴキブリホイホイ(かなり重要)
    • マグカップ(あると便利)
    • 温度計(暑さ実感用)
    • はえたたき
    • ファブリーズ
    医薬品
    • 爪切り
    • 髭剃り
    • 虫除け
    • 耳かき
    • ビオフェルミン(毎日飲んでもいいぐらい)
    • 包帯
    • 粉末スポーツドリンク(下痢したときに必要)
    • のど飴(空気が相当乾燥している)
    • キシリトールガム(歯磨きが出来ないときに)
    • 瞬間冷却剤(火傷対策)
    • 冷えピタ(人間にもだけれど機材にも使う)
    • 湿布(使ったこと無いけれど,一応いるかも)
    • 絆創膏
    • 日焼け止め
    • 抗ヒスタミン剤(虫さされに)
    • 腹痛薬(日本の薬はまず効かないし,下痢になると抗生物質も効かないので,いらないかも)
    • 頭痛薬
    • 胃痛薬
    • 風邪薬
    • 筋肉痛薬
    • 抗生物質(基本的に下痢には効かない,エジプトの下痢はどうも真菌性らしい)
    • 綿棒
    • 日焼け用ローション
    • 歯ブラシと歯磨き粉
    • ミラー(とくにコンタクトレンズのひと)
    • リップクリーム
    • 目薬
    • 綿棒
    • ソーイングキット(特に針)
    • ビタミン剤
    • うがい薬
    • マスク
    仕事用品(コンピュータ関連)
    • コンピュータ
    • コンピュータ用電源アダプタ
    • VGAアダプタ
    • インストーラCD-ROM/DVD-ROM
    • USBメモリ
    • バックアップ用HDDと接続ケーブル
    • イーサネットハブ
    • イーサネットケーブル
    • ヘッドフォン
    • プリンタ(カラープリンタはエジプトには持ち込み禁止)
    • 関数電卓(最近は計算尺のほうが便利と思い始めている)
    仕事用品(カメラ関係)
    • デジタルカメラ
    • カメラ用予備バッテリ
    • デジタルカメラ用充電器
    • メモリカード
    • メモリカードリーダ
    • フラッシュ
    • フラッシュメータ
    • ビデオカメラ
    • ワイドコンバータ
    • ビデオカメラ用メモリカード
    • ビデオカメラ用充電器
    • ビデオカメラ用接続ケーブル
    • カラーチャート
    • 水準器
    • 三脚
    • ブロア
    • 双眼鏡
    • レーザーメジャー
    仕事用品(電源関係)
    • テーブルタップ
    • C型プラグ(10個以上)
    • 電源リール
    • 変圧器
    • 電源スタビライザ
    • 単四電池
    • 単三電池
    • 充電器
    仕事用品(工具類)
    • ドライバ
    • 精密ドライバ
    • 六角レンチ
    • ラジオペンチ
    • 半田ごてと半田
    • テスタ
    • カッターナイフ
    • ニッパー
    • (その他思いつく限り)
    仕事用品(梱包関係)
    • 荷縛りテープ
    • ガムテープ
    • ねじりっこ
    仕事用品(文房具)
    • 大型ノートブックまたはスケッチブック
    • 色鉛筆
    • 封筒(ポチ袋としても使う)
    • メンディングテープ
    • 両面テープ
    • クリアファイル
    • ポストイット
    • ステープラー
    • ステープラー針
    仕事用品(コンピュータ以外)
    • リュックサック
    • 名刺
    • 無線機
    • GPS
    • 共有用カレンダ
    • 作業工程表
    • おみやげ
    その他
    • 身分証
    • 日本円
    • マイレージカード(エジプト航空はスターアライアンスメンバ!)
    • 交通系ICカード(帰国時にこれで命拾いしたことがある)
    • 持ち物リスト

    カイロ空港


    2009-12-15a
    Originally uploaded by ichiroh_kanaya
    日本へ緊急帰国します.

    三菱自動車


    2009-12-14a
    Originally uploaded by ichiroh_kanaya

    エジプトでは三菱自動車が人気.ただしコルトは珍しく,一番乗られているのはランサー.

    カルガ・オアシスやルクソールでよく見かけるのは,ロバ.またがってのる場合と,馬車のようにロバ車(二輪)にしている場合とがある.たまにロバ二頭立てや,ロバとウマのハイブリッド車も見かける.ラクダは観光地以外ではまず見かけない.

    今後,常にネットワークにつながるようになれば,高速に移動するというニーズは減っていくだろう.例えば,東京大阪を1時間で移動できるかわりにネットにつながらない乗り物と,同じ区間に3時間かかるかわりにネットに常時つながる乗り物ならば,後者のほうが仕事をするのに便利ではないだろうか.

    未来の乗り物は,ひょっとしたら無線ネットワークを搭載したロバ車かもしれない.

    Cafe Ground Zero


    2009-12-14
    Originally uploaded by ichiroh_kanaya

    ザマレクのカフェ(通称グラウンドゼロ)でカプチーノを頂いてから,考古最高評議会 (SCA) へ出向く.隣に座っていたのは,なんと Barry Kemp 博士

    自分用メモ:SCAへ行くときはタクシーで「ミダーン・オンモ・カルトゥーム」を目指してもらうこと.

    カイロへ


    2009-12-13a
    Originally uploaded by ichiroh_kanaya

    理由あってカイロへ緊急移動.週一便の飛行機を使う.

    飛行機はナイル川の東部を北上する.眼下にピラミッドがいくつも見える.

    カルガ・オアシスへの移動は普段バスだけれども,さすがにバスはきつい.幸いカルガ・オアシスはルクソールから200km程度なので,ルクソールとカルガ・オアシスの間でバスを走らせてくれたらよいのだけれど,残念ながら数年前に廃線になって以来走っていない.利用客減少というより,セキュリティ上の問題と聞いている.

    カルガ・オアシスはエジプト軍の重要拠点でもあるらしく,調査許可はいつも考古最高評議会のほかにエジプト軍からももらわないといけない.そういえば,我々外国人は砂漠の地図も売ってもらえない.

    いまは Google Earth があるから困らないけれど.

    Luminox


    2009-12-13
    Originally uploaded by ichiroh_kanaya

    砂漠で使う腕時計はLuminoxがいい.本当に真っ暗になるので,針が自発光してくれないと使い物にならない.どうせ壊れるから一番安いものでよい.(ただしこれは借り物...)

    ちなみに服装のお勧めは,帽子(ハット),サングラス,首に巻くもの(タオルでもいい),長袖Tシャツ(ヒートテックが暖かい),フリース,パンツ,五本指靴下(薄手と厚手の2枚),登山靴(遺跡の中に入るときはスリッパに履き替える).風の強さに応じて上からウィンドウブレーカなりパーカなりを着る.洗濯物はすぐに乾くから,下着類は特に化繊を選ばなくても大丈夫.

    地球温暖化を考える


    2009-12-12b
    Originally uploaded by ichiroh_kanaya

    このあたり(サハラ)は1万年前から砂漠化が始まり,カルガは5,000年前頃から影響が出ている.人類は砂漠化にどのように対応したのか,5,000年前から文明を残したエジプトならいろいろなことがわかる.過去を知ることは,未来に備えることでもある.

    カルガは先史時代には人類が住んでいたものの,砂漠化とともに人がいなくなったと考えられている.紀元前6世紀にペルシャ人がやってきて,住み着いた.彼らはおそらく井戸を掘り,地下水脈を見つけ,水を利用した.その後,ローマ人がやってきて,水道を引いた.

    エジプト人たちは水をどのように持ってくるか,我々は一緒に考える機会を与えられているのだと思う.

    連続止め結び


    2009-12-12a
    Originally uploaded by ichiroh_kanaya

    高所から機材を降ろすには,ロープでつり下げるに限る.

    このとき,ロープの先端はもやい結びにし,途中途中に止め結びでこぶを作ると手が滑らなくてよい.こぶを作るのは連続止め結び (series of overhand knot) が便利だ.

    僕は連続止め結びを8歳の時に習得したが,まさか本当に役に立つ日が来るとは思わなかった.

    いままで知っていて一番役に立っているのは舫い(もやい)結びだ.これだけは,是非とも習得しておくことをお勧めする.出来れば,体に巻き付ける方法も.

    リュックサック


    2009-12-12
    Originally uploaded by ichiroh_kanaya

    高所に機材を運ぶには,フルオープンのリュックサックが必需品だ.

    ゼロポイントのリュックは RIEGL LPM-25HA レーザレーダを背中に完璧にホールドしてくれた.腰ベルトは通常の脇腹から手前へ引っ張るスタイルではなく,おへそのあたりから両脇腹へ引っ張るように設計されている.フラップは5カ所でテンションをかけられる.

    さすがモンベルだ.(借りたんだけど.)

    プロの道具って,命に直結するから,お金をかけるべきところはお金をかけないと駄目だよ.逆にお金のかからない部分も多いから,そこらへんで調整しなくちゃいけない.例えば,僕の帽子とマフラーは安物だけれど十分機能を果たしてくれている.(決してお洒落とはいえないが,格好をつけるのはまだ早そうだ.)

    水シャワー


    2009-12-11
    Originally uploaded by ichiroh_kanaya
    エル・ラドワンの名物,水シャワー.髪の毛を濡らし,石けんで一気に洗って流す.オアシスなので水は貴重品なのだ.

    このシャワーだが,セッティングとチューニングがうまく行ったときはお湯も出る.そんなときはたらいが便利.

    今年からは洗濯機があるので,洗濯はかなり楽になった.冷蔵庫を置いてもらったので,食材の自由度も上がった.インターネット接続が出来るようになったので,こうして情報発信もできるようになった.三種の神器はかわらずといったところか.

    西洋式トイレ


    2009-12-10d
    Originally uploaded by ichiroh_kanaya

    エル・ラドワンのトイレ.西洋スタイルだが,トイレットペーパを流すことは出来ない.

    用便の作法は国や地域によって大きく異なるもののひとつだ.ひとつの穴にいれるか,そうでないかに大きく分けられるらしい.

    どちらかというと,ひとつの穴にいれるほうに親近感を覚える.

    神殿調査


    2009-12-10c
    Originally uploaded by ichiroh_kanaya

    エル・ザヤン神殿の調査.コニカミノルタ Vivid 910 三次元形状デジタイザをリフトに乗せる.

    このあたりの砂は本当に細かい.おそらく肉眼で見えるサイズよりも小さい砂も混じっているだろう.この小さな砂のおかげで,機械はことごとく壊れる.

    まずネジがだめになる.三脚が使い物にならなくなる.

    オイルをだめにする.計測機材,コンピュータのファンが停止する.ファンが停止した結果,熱暴走する.

    かなりの確率で電気接点がやられる.レンズ類に無数の傷が入る.ファブリックに付着して,洗濯では落ちなくなる.

    まったく,渇きの海のようだ.

    地球


    2009-12-10b
    Originally uploaded by ichiroh_kanaya
    砂漠...ていうか,地球.

    人類のみんなが「地球」を感じる風景を見たなら,そして世界の文化や遺産を身近に見ることができたなら,人種による差別は無くなると思う.

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